イイカ原人Mの地震に気をつけ予想!

最大震度5弱以上の地震を予想します

12 災害の予兆はいつか? その7

 

最大震度5弱以上の地震が連続して4か月発生しなかった場合、それは、2017年(平成29年)11月〜2018年(平成30年)2月のときのことです。
 
 月名と最大震度1以上の地震の回数をみてみますと、11月144回、12月 142回、1月131回、2月107回のとおりです。11月から地震発生回数が徐々に減少し、2月では、とうとう110回を切りました。

 「地震発生回数の目安 1」のところで触れましたが
、一月の地震発生回数が110回を下回る場合では、最大震度6弱以上の地震が発生する目安としました。規模の大きな地震が発生する可能性が高くなっていると予想できます。

 そして、2018年(平成30年)3月は、地震発生回数が169回で最大震度5弱が1回発生。4月は、地震発生回数が181回で最大震度5弱1回、5強1回発生。5月は、地震発生回数が161回で最大震度5弱1回、5強1回発生。6月は、地震発生回数が200回で最大震度5弱1回、6弱1回発生。この6弱の地震が6月18日に発生した「大阪北部地震」でした。

 これらの期間の11月から6月までに発生した月別の地震発生回数というのは、「地震発生回数の目安 1」のところでお示しした目安の予想とは、ほとんど外れる結果となっています。

 実は、このことが「全然当たらないのが災害の予兆??」のところでお示しした内容なのです。

 最大震度5弱以上の地震が連続して4か月発生していない場合というのは、かなり大規模な地震が発生する可能性が高くなっています。

 最大震度5弱以上の地震が連続して4か月発生していない場合、その4か月目の翌月から数えて6か月目から8か月目くらいまでは、特に規模の大きな地震が発生する可能性が予想されます。
 
 この場合、1月間、最大震度5弱以上の地震が発生しない月があったときの翌月に規模の大きな地震が発生することがよくあります。当然に、そうなるわけではありません。しかし、大規模地震発生の前というのは、得てして私達に何かとヒントをくれたりします。

 また、最大震度5弱以上の地震が連続して発生していない4か月間の地震の発生回数が少なければ、さらに強く影響を受ける期間が長くなることが考えられます。

 2018年(平成30年)6月18日に発生した「大阪北部地震」が発生したとき、その3か月後の9月6日に最大震度7の「北海道胆振東部地震」が発生するとは、誰か想像できた人がいたでしょうか。

 2011年(平成23年)3月11日に東北地方の三陸沖で発生した「東日本大震災」以降、それ以前の1994年(平成6年)12月28日に三陸沖で発生した「三陸はるか沖地震」に端を発したと想定し、その20日後の1995年(平成7年)1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」へと続き開始した第1次地震活発期から、この「東日本大震災」から開始した第2次地震活発期が現在進行する中、地震の発生傾向を模索し、捉え、さらに地震の発生予想の精度を高めることが必要かなと思っています。

 「東日本大震災」以降の第2次地震活発期において、何らかの法則性となるものはないか。難解な案件に相違はないのですが。

 最大震度5弱以上の地震が継続して4か月間発生していない場合、その後の6か月間から8か月間位、さらには、もっと長くも、短くもなるかも知れないが、最大震度5弱以上の地震が連続して発生することがあり、この間に一月最大震度5弱以上の地震が起きていない月の翌月に大規模な地震が発生する、一連の循環があるような気がします。