◎令和4年11月の地震予想(震央地)
※地震の発生については、気象庁の震度データベースの資料に基きます。
震央地をどう予想するか?
○地震発生の可能性が高い震央地
●宮城県沖
●福島県沖
●石川県能登地方
●和歌山県南部
●千葉県東方沖
●千葉県北西部
●千葉県南部
●長野県南部
●トカラ列島近海
●富山湾
◎第1番目に注目する点は、前月の最大震度1以上の地震発生回数が多いところの震央地(特に、前月の地震発生回数が6回以上の震央地)
◎第2番目に注目する点は、数か月前の一月に、発生した最大震度1以上の地震の発生回数が多い震央地(そのときには注目し、震度5弱以上の地震発生を予想していましたが、予想がはずれております。予想結果は、別の震央地だったり、最大震度5弱以上の地震が発生しなかったりです。その後、毎月の地震発生回数が3回とか、4回とか数か月推移したところで、震度5以上の地震が発生することがあります。東北地方の太平洋側の沖合いで発生する地震にたびたび見受けられます。)
- 宮城県沖 10月 12回➡11月 7回
◎第3に注目する点は、前月と前前月を比較して、地震の発生回数が大きく伸びた震央地
- 千葉県南部 0回➡4回
- 千葉県北西部 2回➡6回
◎第4番目に注目する点は、最近では全く地震が発生していないような地区で、突然に地震が発生するような震央地
- 後志地方西部
- 遠州灘
◎第5番目に注目する点は、最大震度5弱以上の地震が発生した場合、地震発生から24時間以内に発生する地震については、近い将来最大震度5弱以上の地震が発生する可能性が高いとする震央地(地震発生から24時間以内に、何回、何十回の地震が発生していますが、そこは、どこの震央地となっていますか。)
●一般に、最大震度5弱の場合、その多くは、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数が10回を下回っていますが、稀に、10回以上の回数となることがあります。
●次に、最大震度5強の場合では、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数は、10回以上の回数となることの方が断然に多いのですが、稀に、10回を下回ることがあります。最大震度5強の地震が発生した場合に、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数がほとんど発生していない場合、状況によっては、直に又は近い将来に、更に大きな地震として、発生することがあります。先に発生したのが、前震ということになるのでしょうか。
●最大震度5弱以上の地震が発生してから、24時間以内に発生する地震のうち、最大震度5強以上の場合では、殆どが本震に対する余震になると思われますが、中には余震ではないものも、結構発生しています。その中で、特にマークするべき震央地としましては、本震発生後、早期の時点で発生したもの、最近の傾向として、地震発生回数の多いもの、過去にも度々見受けられるもの、近年あまり見受けられることがなくなってはいたが、急に出現したもの等といったものです。
●過去の記録から、最大震度5又は5弱以上の地震が発生していないところの震央地については、当初から対象からはずしております。
24時間以内発生した地震(当該震央地以外の震央地)5回のうち次の3回
和歌山県南部➡ 可能性有り
千葉県東方沖➡ 可能性有り
石川県能登地方➡ 可能性有り
- 令和4年11月9日 茨城県南部 5強
- 令和4年10月21日 福島県沖 5弱
- 令和4年10月2日 大隅半島東方沖 5弱
- 令和4年8月11日 上川地方北部 5強・5弱
- 令和4年6月26日 熊本県熊本地方 5弱
- 令和4年6月20日 石川県能登地方 5強
- 令和4年6月19日 石川県能登地方 6弱
- 令和4年5月22日 茨城県沖 5弱
- 令和4年4月19日 茨城県北部 5弱
- 令和4年3月18日 岩手県沖 5強
- 令和4年3月16日 福島県沖 6強・5弱
- 令和4年1月22日 日向灘 5強
- 令和4年1月4日 父島近海 5強
- 令和3年12月9日 トカラ列島近海 5強
- 令和3年12月3日 紀伊水道 5弱
- 令和3年12月3日 山梨県東部・富士五湖 5弱
- 令和3年10月7日 千葉県北西部 5強
- 令和3年10月6日 岩手県沖 5強
- 令和3年9月16日 石川県能登地方 5弱
- 令和3年5月1日 宮城県沖 5強
- 令和3年3月20日 宮城県沖 5強
- 令和3年3月15日 和歌山県北部 5弱
- 令和3年2月13日 福島県沖 6強
- 令和2年12月21日 青森県東方沖 5弱
- 令和2年12月18日 新島・神津島近海 5弱
- 令和2年12月12日 岩手県沖 5弱
- 令和2年11月22日 茨城県沖 5弱