イイカ原人Mの地震に気をつけ予想!

最大震度5弱以上の地震を予想します

25 震央地をどう予想するか 5

震央地をどう予想するか。どのように絞り込むか。

 前回に引き続き、今回もこのテーマですが、第5番目のポイントは、最大震度5弱以上の地震が発生した場合、地震発生から24時間以内に発生する地震について、それらの震央地を今後近い将来地震が発生する可能性が高いものを含んでいるものとして、検討案件に加えるものです。

 地震発生から24時間以内に、何回、何十回の地震が発生し、それは、どこの震央地となっているのか。

 一般に、最大震度5弱の場合、大概、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数は、10回を下回っているのですが、稀に、10回以上の回数となることがあります。
 
 次に、最大震度5強の場合では、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数は、10回以上の回数となることの方が断然に多いのですが、稀に、10回を下回ることがあります。

 最大震度5強の地震が発生した場合に、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数がほとんど発生していない場合、状況によっては、直に又は近い将来に、更に大きな地震として、発生することがあります。先に発生したのが、前震ということになるのでしょうか。

 最大震度5弱以上の地震が発生してから、24時間以内に発生する地震のうち、最大震度5強以上の場合では、殆どが本震に対する余震になると思われますが、中には余震ではないものも、結構発生しています。

 その中で、特にマークするべき震央地としましては、本震発生後、早期の時点で発生したもの、最近の傾向として、地震発生回数の多いもの、過去にも度々見受けられるもの、近年あまり見受けられることがなくなってはいたが、急に出現したもの等といったものです。

 言うまでもありませんが、近年の他の地震による余震とか、過去の記録の中で、最大震度5又は5弱以上の地震が発生していないところの震央地については、当初から対象外として扱うことが相当であると判断しております。