まず、第1番目に、考慮されることといえば、地震の発生回数になります。
これまでに、最大震度5弱以上の地震が発生しやすい場合というのは、最大震度5弱以上の地震が発生した場合の余震を除けば、やはり、シンプルに言えば、「地震の発生が少ないとき」となります。
では、最大震度5弱以上の地震が発生したときの震央地(地震の発生場所)はどこになるのか、地震は、どこで起こるのでしょうか…。
「わからない」
「そのとおり! わからないんです」
でも、「この辺かな」、「あの辺かな」と予想はできます。
最大震度5弱以上の地震が発生する場合、震央地をどう予想するかですが、冒頭、第1番目に考慮されることは、地震の発生回数と言いましたが、前月の最大震度1以上の地震発生回数が多いところの震央地が、まずは本命と考えていいでしょう。
特に、前月の地震発生回数が6回以上の震央地については、マークする必要があります。
前月に1番多く地震が発生したところの震央地から必ず地震が発生するということは全くないので、震央地を絞ることは、本当に難しい工程ですし、それだけ難解な分、震央地を予想できたときの充実感はあります。でも、なかなか予想が当たらないという現実的な問題があります。