イイカ原人Mの地震に気をつけ予想!

最大震度5弱以上の地震を予想します

8 災害の予兆はいつか? その3

 前々回のお話で触れたように、1947年、昭和21年に発生した「昭和南地震」から、今日までの間の地震発生状況を振り返ってみますと、地震の形態、地震の発生回数にわずかでも違いが現れています。

 そこで、カギとなるのが、「三陸沖」を震央地として発生した「三陸はるか沖地震」と「東日本大震災」です。

 「昭和南地震」から「三陸はるか沖地震」までの地震の形態は、月別の地震発生回数は少なく(当時の観測技法・精度は考慮しない。)、規模の大きな地震は海域で発生するものが中心でありました。震度5以上の地震は、何ヶ月、何十ヶ月も経過して後に、発生する程度のものでした。よく言う、まさに「災害は忘れた頃にやって来る」と言うものでした。

 (次回に続く)