イイカ原人Mの地震に気をつけ予想!

最大震度5弱以上の地震を予想します

49 令和5年1月の地震予想(震央地)

新年明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

◎令和5年1月の地震予想(震央地)

  

地震の発生については、気象庁の震度データベースの資料に基きます。

 

  ※最大震度5弱以上の地震が発生する場合、

  震央地をどう予想するか?

 

地震発生の可能性が高い震央地

  

   ●石川県能登地方  【根拠①⑤】

    ※地震発生回数が毎月多い月が続いています。特に要注意。 

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🔶1月8日手記(重要ポイント)

 1月6日の気象庁の震度データベースによると、地震の発生が6件でした。その震央地では、「石川県能登地方」が2回、発生していました。

 注目点は、その発生状態です。

 「石川県能登地方」で発生した2件の地震は、震度4と震度3という結果でした。

 まず、ここで注目しなければいけない重要な点を順番に、箇条書きにします。その後、解説します。

 

⭕①最大震度が5弱以上の地震ではなかったこと。 

⭕②最大震度4と3で、割合と大き目の地震であったこと。

⭕③震度4が先に発生し、その後に震度3の地震が発生したこと。

⭕④2つの地震の間隔は、ほぼ10時間と短く、連続性が高かったこと。

⭕⑤この「令和5年1月の地震予想(震央地)」の記事の中でも、トップに地震発生が予想されている震央地であること。

       

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【予想】

 近い将来必ず発生する最大震度5弱以上の地震の前震であると予想します。

 

【解説】

 第1点目の注目点ですが、最大震度5弱以上の地震ではなかったこと、結構この点が大変重要な点であります。「もし、震度が5強であれば、予想が的中した。震度が5弱か6弱であれば、予想が少しずれていたね」それで、終わってしまいます。

 次に、第2点目の注目点ですが、震度4の地震であれば、この地震によるけが人も、少ないと思われますし、まず亡くなる方はいないでしよう。

 別掲載の記事で何回か触れていますが、最大震度5弱の地震でも、発生直後24時間以内に起こる余震は、普通であれば、10回に届くことは少く、なおさら、震度4を本震とする地震であれば、その余震は、ないか、少ないし、震度も1か2程度のもの、また、令和4年6月19日発生の震度6弱の震央地「石川県能登地方」の余震としても、半年近く経過しているので、震度4と震度3の余震が

立て続けて発生するというのも、少ないことだろうと予想します。

 

 そこで、結論になりますが、第5点目の注目点です。

 最近では、9月から、特に「石川県能登地方」で発生する月別の地震発生回数が多い月が続いています。

 また、「令和4年11月9日 茨城県南部 最大震度5強」で、24時間以内に発生した地震5回のうち次の3回(当該本震震央地と異なる震央地)のうちの1つとなっています。

 ●和歌山県南部

 ●千葉県東方沖

 ●石川県能登地方

 もう、これだけの条件が揃っていると、1月6日に「石川県能登地方」で発生した震度4及び震度3の地震は、今後近い時期に発生すると思われる最大震度5弱以上の前震と予想しています。

 

   ●福島県沖  【根拠①②】

    ※この地域も、石川県能登地方についで、地震が多く発生しているので、要注意。

   ●宮城県沖  【根拠②】

   ●千葉県東方沖  【根拠⑤】

   ●和歌山県南部  【根拠⑤】

   ●橘湾  【根拠①③】

 

 ※ 根拠の次に記載された①〜⑤の数字については、以下の🔶の次に記載された同じ数字の内容に相当することを意味しております。

 

🔶①第1番目に注目する点は、前月の最大震度1以上の地震発生回数が多いところの震央地(特に、前月の地震発生回数が6回以上の震央地)

【12月】

 

【11月】

 

【10月】

 ・トカラ列島近海 16回

 ・宮城県沖 12回

 ・福島県沖(R4.10.21 5弱地震発生)10回

 ・石川県能登地方 8回  

 

【9月】

 ・トカラ列島近海 19回 

 ・石川県能登地方 15回

 ・沖縄本島北西沖 9回

 ・福島県沖 7回➡R4.10.21 5弱

 

【8月】

 ・上川地方北部 28回

 ・福島県沖 8回➡R4.10.21 5弱

 ・茨城県沖 6回

 ・宮城県沖 6回 

 

【7月】

 ・宮城県沖 13回

 ・石川県能登地方 7回

 ・福島県沖 7回➡R4.10.21 5弱

 ・静岡県東部 7回 

 

🔶②第2番目に注目する点は、数か月前の一月に、発生した最大震度1以上の地震の発生回数が多い震央地(そのときには注目し、震度5弱以上の地震発生を予想していましたが、予想がはずれております。予想結果は、別の震央地だったり、最大震度5弱以上の地震が発生しなかったりです。その後、毎月の地震発生回数が3回とか、4回とか数か月推移したところで、震度5以上の地震が発生することがあります。東北地方の太平洋側の沖合いで発生する地震にたびたび見受けられます。)

  • 宮城県沖 10月 12回➡11月   7回➡12月 4回
  • 福島県沖 10月 10回➡11月   6回➡12月 10回

🔶③第3番目に注目する点は、前月と前前月を比較して、地震の発生回数が大きく伸びた震央地

 

🔶④第4番目に注目する点は、最近では全く地震が発生していないような地区で、突然に地震が発生するような震央地

  • 神奈川県西部 8月 1回➡9月 0回➡10月 0回➡11月 0回➡12月 0回➡R5.1月11日 1回(最大震度3)

 

  ✿注意点

  ◎プレートによる大規模地震発生予想震央地

   【最近の地震発生状況】

    ・三陸沖(東日本大震災震央地)

       R4.12.16 震度1

       R4.10.19     震度1

    ・駿河湾 

       R4.12.14 震度1

       R4.7.29  震度1

       三重県南東沖(昭和東南海地震震央地)

      R4.11.14  震度4

    ・和歌山県南方沖(昭和南地震震央地)

         R4.11.3    震度1

      R4.12.2    震度1

 

 

 

🔶⑤第5番目に注目する点は、最大震度5弱以上の地震が発生した場合、地震発生から24時間以内に発生する地震については、近い将来最大震度5弱以上の地震が発生する可能性が高いとする震央地(地震発生から24時間以内に、何回、何十回の地震が発生していますが、そこは、どこの震央地となっていますか。)

●一般に、最大震度5弱の場合、その多くは、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数が10回を下回っていますが、稀に、10回以上の回数となることがあります。
●次に、最大震度5強の場合では、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数は、10回以上の回数となることの方が断然に多いのですが、稀に、10回を下回ることがあります。最大震度5強の地震が発生した場合に、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数がほとんど発生していない場合、状況によっては、直に又は近い将来に、更に大きな地震として、発生することがあります。先に発生したのが、前震ということになるのでしょうか。

●最大震度5弱以上の地震が発生してから、24時間以内に発生する地震のうち、最大震度5強以上の場合では、殆どが本震に対する余震になると思われますが、中には余震ではないものも、結構発生しています。その中で、特にマークするべき震央地としましては、本震発生後、早期の時点で発生したもの、最近の傾向として、地震発生回数の多いもの、過去にも度々見受けられるもの、近年あまり見受けられることがなくなってはいたが、急に出現したもの等といったものです。

●過去の記録から、最大震度5又は5弱以上の地震が発生していないところの震央地については、当初から対象からはずしております。

 

 

では、直近の事例から説明していきます。

 

○令和4年8月11日 上川地方北部 最大震度5弱・5強

 24時間以内に発生した地震15回のうち次の2 回(本震震央地と異なる震央地)

 ●長野県南部

 ●茨城県南部 R4.11.9 最大震度5強

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○令和4年11月9日 茨城県南部 最大震度5強

 24時間以内に発生した地震5回のうち次の3回(当該本震震央地と異なる震央地)

 ●和歌山県南部

 ●千葉県東方沖

 ●石川県能登地方

 

【説明】

◎震度5強地震が発生しているが、24時間以内の地震発生回数が10回を下回り、5回となっています。このうち、3回が本震震央地の「茨城県南部」と異なる震央地であります。震度5強地震が発生した割には、24時間以内の地震発生回数が非常に少ない。この場合、震度5弱以上の地震が発生する可能性が大きい。

 次に、地震発生順位を考慮します。「和歌山県南部」の地震が1番目に発生しており、地震発生の可能性は後続に発生した地震より高い傾向にあります。特に、本震の「茨城県南部」の地震が発生した直後に発生した異なる震央地については、地震発生の可能性が高い。

 さらに、最近の地震発生状況を調べます。調査時点で、次に発生を予想している地震の震度が「5弱」であれば過去1年程度、「5弱以上」であれば過去1年以上、「5強以上」であれば過去2年以上、「6弱以上」であれば過去3年以上、「6強以上」であれば過去5年以上について、地震発生状況を調査します。例えば、3番目の「石川県能登地方」であれば、直近で令和4年6月19日に最大震度6弱地震が発生しております。また、令和3年9月16日に最大震度5弱が発生しております。「石川県能登地方」では、近年たびたび震度5弱以上の地震が発生しています。この地域の一連の余震が続いているのかどうか。別の新たな本震なのか。とかいうふうに掘り下げて調査を進めていきますが、専門分野に入っていくような領域は、専門家の先生におまかせし、手前で留めて置くようにしています。

 調査対象については、過去に震度5以上か5弱以上の地震が発生していない震央地については、便宜上、予想対象から外している場合が多いのですが、ケース・バイ・ケースの対応とさせていただきます。

 

○令和4年6月19日 石川県能登地方 最大震度6弱

 24時間以内に発生した地震37回のうち次の8回(本震震央地と異なる震央地)

 ●岩手県

 ●茨城県北部

 ●沖縄本島北西沖

 ●青森県東方沖

 ●岩手県沿岸北部

 ●択捉島南東沖

 ●宗谷地方北部

 ●滋賀県北部

 

【説明】

◎震央地「石川県能登地方」で最大震度6弱地震が発生しました。24時間以内に発生した地震は37回でした。

 震度が5強以上で、地震回数が10回以上という条件は揃いました。

 余震が29回で、本震震央地と異なる震央地の地震が8回ということで、本震震央地と異なる震央地の地震が発生する可能性が高い状況となっています。

・最大震度(6弱)

・24時間以内に発生した地震回数(37回)

 ➡5強以上、10回以上

・余震(29回)

・本震震央地と異なる震央地の地震回数(8回)

地震発生の可能性大

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・次回地震の震度予想

 月別・日別地震発生回数、震度5弱以上地震連続無発生月数等から次に発生する地震の震度を予想し、その震度が「5弱」であれば過去1年程度、「5弱以上」であれば過去1年以上、「5強以上」であれば過去2年以上、「6弱以上」であれば過去3年以上、「6強以上」であれば過去5年以上について、地震発生状況を調査します。

地震発生状況

 月別・日別地震発生件数、最大震度5弱以上の地震過去発生状況、最大震度5弱以上の地震連続無発生月数

 

◎ここ2年間に発生した震度5弱以上の地震の震央地

  • 令和4年11月9日 茨城県南部 5強

  (R4.8.11 上川地方北部 5強⭕)

  (R3.10.6 岩手県沖 5強⭕)

  • 令和4年8月11日 上川地方北部 5強・5弱
  • 令和4年6月26日 熊本県熊本地方 5弱

  (R3.5.1 宮城県沖 5強⭕)

  (R4.3.16 福島県沖 6強⭕)

  • 令和4年6月19日 石川県能登地方 6弱
  • 令和4年5月22日 茨城県沖 5弱

  (R3.12.9 トカラ列島近海 5強⭕)

  • 令和4年4月19日 茨城県北部 5弱

  (R3.3.15 和歌山県北部 5弱⭕)

  (R4.3.16 福島県沖 6強⭕)

  • 令和4年3月16日 福島県沖 6強・5弱

  (R4.1.22 日向灘 5強⭕)

  (R3.12.3 山梨県東部・富士五湖 5弱⭕)

  • 令和3年12月3日 山梨県東部・富士五湖 5弱
  • 令和3年10月7日 千葉県北西部 5強
  • 令和3年10月6日 岩手県沖 5強

  (R3.2.13 福島県沖 6強⭕)