イイカ原人Mの地震に気をつけ予想!

最大震度5弱以上の地震を予想します

69 速報「能登半島沖で最大震度6強の地震発生」

 
 
 
令和5年5月5日(金)14時42分頃、能登半島沖で最大震度6強を観測する地震がありました。

震源地:能登半島
震源の深さ:12キロ
地震の規模:マグニチュード:6.5
  
以上が気象庁で発表されている内容の一部です。     
        ⬇
 
  【イイカ原人Mの地震予想の検証】
 

地震の発生回数は、気象庁の震度データベースの数値に基きます。

 

 


 検証する内容については、次の5点になります。

①日別地震発生回数から見た点について

地震発生予想日から見た点について

③月別地震発生回数から見た点について

④循環から見た点について

⑤震央地について

 

 

       【 検  証 】

 

 

1 日別地震発生回数による地震発生予想(短期予想) 

 

         

 令和5年(2023) 

    

    4月1日      12回 

    4月2日      5回 

    4月3日      4回 

    4月4日      8回 

    4月5日      7回 

    4月6日      4回 【満月】

    4月7日      4回 

    4月8日      5回 

    4月9日      5回 

    4月10日      6回 

    4月11日      2回 レベル3ー20(ランク1ー3回目)

    4月12日      8回 

    4月13日      7回 

    4月14日      4回 

    4月15日      5回 

    4月16日      3回 

    4月17日      5回 

    4月18日      3回 レベル3ー21(ランク2ー2回目)

    4月19日      1回 レベル3ー22(ランク2ー2回目)

    4月20日      3回 レベル3ー23(ランク2ー2回目)【新月

    4月21日      6回 

       4月22日      5回 

       4月23日      3回 

    4月24日      6回 

    4月25日      5回 

    4月26日      2回 レベル3ー24(ランク1ー4回目)

    4月27日      5回 

    4月28日      4回 

    4月29日      3回 

    4月30日      7回 

       計  147回

 

 

    5月1日      18回  

    5月2日      4回 レベル3ー25(ランク2ー3回目)

    5月3日      3回 レベル3ー26(ランク2ー3回目)

    5月4日      2回 レベル3ー27(ランク2ー3回目)

    5月5日      62回 

   ※震度6強・5強(能登半島沖)の地震発生

 

 

 

 

地震発生危険度レベル

 

●レベル3(危険)ー27

①ランク1ー4回(4日間)

②ランク2ー3回(12日間)

③ランク3ー2回(11日間)

    ⬇

◎最大震度5弱以上の地震が発生する可能性有り。➡ ⭕(予想どおり)

 

 

●ランク3(6日間程度の連続性) ⇒6弱➡❌予想はずれ。結果は6強

 

 

 

 

 

    

🔶地震発生危険度レベルの内容

 

  レベル0⇒ほぼ安心
  レベル1⇒やや用心
  レベル2⇒注意
  レベル3⇒危険
  レベル4⇒まもなく地震発生
  レベル5⇒本震発生

 

 

  

🔶「日別の地震発生回数による目安 ランク・レベル」について

 

 

 

 

○レベル0(ほぼ安心)
 ほとんど最大震度5弱以上の地震が発生する恐れがない。。
 しかし、大規模地震発生後の暫くの間(半年から1年)、余震が頻発する中で、まれに最大震度5弱から6弱程度の地震が発生する可能性有り。

 

 

 

○レベル1(やや用心)
 最大震度5弱程度の地震が発生する可能性有り。

 ●ランク1(地震無発生日、1日又は2日間の連続性)9回以内⇒5弱  《試験的》
 ●ランク1(地震無発生日、1日又は2日間の連続性)10回以上⇒5弱以上  《試験的》

 

《試験的》

 ○「レベル1ー●」のうち、●の数値が20(20日間)刻みで1ランクのアップを行います。

        ⬇

●1ランクアップ

  震度5弱➡5弱以上➡5強以上➡6弱以上➡6強以上

 

 

 

○レベル2(注意)
 最大震度5弱から最大震度6弱程度の地震が発生する可能性有り。

 ●ランク2(3日間程度の連続性)4回以内⇒5弱  
 ●ランク2(3日間程度の連続性)5回以上⇒5弱以上
 ●ランク2(6日間程度の連続性)1回⇒5強
 ●ランク2(6日間程度の連続性)2回以上⇒6弱

 

 

 

○レベル3(危険)
 最大震度5弱以上の地震が発生する可能性有り。

 ●ランク3(3日間程度の連続性)1回⇒5弱

 ●ランク3(3日間程度の連続性)2回以上⇒5強
 ●ランク3(3日間程度の連続性:全て一日の地震発生回数が2回以下の場合)⇒6弱

 ●ランク3(6日間程度の連続性) ⇒6弱
 ●ランク3(9日間程度の連続性)⇒6強以上

 ※試験的に、一部(太字箇所)を変更いたしました。

 【変更前】

 ●ランク3(3日間程度の連続性)⇒5強

 

 

 

○レベル4(まもなく地震発生)
 最大震度6強以上の地震が発生する可能性有り。
 ※大規模地震発生を想定した場合の前震を予想
 ●プレート境界地震(次の①〜④の震央地に注目)
  ①三陸沖    ② 駿河湾      ③三重県南東沖  ④和歌山県南方沖

 

 


○レベル5(地震発生)

 

 


○Y(余震)─レベル1(余震に用心)

 本震発生後、1日において震度1以上の地震の発生する回数が10回から24回までとなる場合

⇒本震より規模の小さい余震で、最大震度5強・5弱の余震が発生する可能性有り。
 1日における地震の発生回数が前日までと比較して、少なくなる場合には注意を要する。

 

 
○Y(余震)─レベル2(余震に注意)

 本震発生後、1日において震度1以上の地震の発生する回数が25回以上となる場合

⇒本震と同程度よりやや規模が小さい余震で、最大震度6弱以上の余震が発生する可能性有り。

 本震発生24時間以内において震度1以上の地震の発生する回数が100回程度以上となる場合

(最大震度6弱以上の余震が発生する可能性が高い。)1日における地震の発生回数が前日までと比較して、急激に少なくなる場合には特に注意する。

 

 

 

 

2 最大震度5弱以上の地震発生予想日(短期予想) 

 

 

●仮開始日 令和●年●月●日➡ ❌

   ※今回では、仮開始日を設定できませんでした。今回の結果から、このシステムは改良を加える予定です。

 

      (前日の地震発生回数➡●回)🚫

      (当日の地震発生回数➡●回)🔽

 

 ※一日の地震発生回数  原則0回〜2回

 

 ※前日の一日の地震発生回数との差が大きい場合(5回以上)

 

【例】 🚫前日 8回➡🔽当日(仮開始日)1回(差 7回)

    🚫前日 7回➡🔽当日(仮開始日)2回(差 5回)

    🚫前日 6回➡🔽当日(仮開始日)0回(差 6回)

 

 

 

地震発生までの設定期間   ●日間

 ※10日間〜20日間(当初想定期間15日間)

 ※当初想定期間15日間が経過した場合、20日間まで随時延長

 

 

 

●最大震度5弱以上の地震発生予想日 

      令和●年●月●日 ➡ ❌予想できませんでした。

 

 

        ⬇

 

 

《試験的》 

地震発生予想日の設定期間  

 

※月と地球との引力の大小により、地震発生に少なからず影響があることを考慮してみます。直近の【新月】または【満月】の前後5日間を設定期間とします。

 

 

 🛑直近の【新月の日】 令和●年●月●

  

  【設定期間】 

   令和●年●月●日〜令和●年●月●日

 

 

 🛑直近の【満月の日】 令和5年5月6

  

  【設定期間】 

   令和5年5月1日〜令和5年5月11日➡⭕この発想は、地震発生日を予想するのに有効手段であると考えられます。今後、さらに発展させていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

67 「令和5年5月の地震予想」(震度)の手記より抜粋

     ⬇

○5月2日時点の地震予想

●最大震度5弱以上の地震が発生する可能性有り。

 

【手記】

 5月2日は、震度1以上の地震発生回数が、

4回でした。28日    4回。29日    3回。30日 7回。5月1日  18回。2日 4回。3日    速報 3回。4日    6:12現在速報 0回。

 

 最近一週間の一日の地震発生回数は、やや少なめにもどりました。5月1日に発生した地震発生回数が18回で、その一日だけが特出していたことになります。近年では、このような状態は、記憶にありません。➡⭕異変を察知していました。

 

 2日は、一日の地震発生回数が18回と普段からすると、非常に多い数値です。何かがないと、このような数値は見受けられません。【特徴1】➡⭕異変を察知していました。

 

 

  また、一日の地震発生回数のうち、沖縄本島近海で7回、地震が発生しています。割と近い、トカラ列島近海でも3回です。【特徴2】

 

 余震や火山の噴火・群発地震の状況に少しだけ似ていますが、全く異なります。

 

 まず、余震だとすると、この場合、本震がありません。本震があるとすると、これだけの余震の回数が発生していると、本震は、最大震度4以上くらいでないと発生は難しいと思われます。

 

 それでは、火山の噴火・群発地震だとするとどうかというと、比較にならないほどの地震の発生回数になりますし、長期に地震が続きます。

 

 だとすると、何か。

 

 自然に考えると、前震なのか。➡⭕異変を察知していました。

 

 前震とすると、地震がよく発生するトカラ列島近海がまず、怪しいか。➡❌第1番目に、地震の震央地を「能登半島沖」と予想することは、大変難しかったです。

 

何か、異変があるかどうか。しばらく、様子を見てみます。➡⭕異変を察知していました。

 

 

         ⬇

 上記のような異変を察知したら、今後は、何らかの予兆ととらえ、「2 最大震度5弱以上の地震発生予想日(短期予想)」に、反映させていきたいと考えています。 

 

 

 

 

3 前月の月別地震発生回数(震度1以上)による地震発生予想(中・長期予想)

 

 

      令和4年

      1月 167回 基準E⇒D(減少補正) ⭕ 父島近海  5強、日向灘 5強

      2月    145回 基準D ❌

      3月 273回 基準E  福島県沖  5弱・6強、岩手県沖  5強 ❌

      4月    175回 基準E⇒D(減少補正) ❌ 茨城県北部  5弱

      5月 149回 基準D ⭕ 茨城県沖  5弱

      6月    184回 基準E   ❌ 石川県能登地方  6弱・5強、熊本県熊本地方  5弱

      7月        135回 基準D  ⭕ 桜島噴火

      8月  157回 基準E ❌ 上川地方北部 5弱・5強

      9月  152回 基準E ⭕

       10月  139回 基準D ❌ 大隅半島東方沖 5弱、福島県沖 5弱

             11月  147回 基準D ❌ 茨城県南部  5強

🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼🔼

    12月        141回 基準D ❌(試験的な対応)、⭕(原則)➡試験的な対応を終了

 

     令和5年

      1月 131回 基準D ⭕ 

      2月   99回 基準A ⭕ 釧路沖  5弱  

🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽🔽

      3月 112回 基準B ❌ 

      4月 147回 基準E ❌ 

 

 

           ⬇

 

◎月別の地震発生予想(震度)の目安(抜粋)
 ○ 基準 前月の地震発生回数 最大震度予想

 ● B   110〜119回/月    5強以上

 ● E    140〜349回/月   無し

 

 

  

 

      【 参  照 】

 

◎月別の地震発生予想(震度)の目安
 ○ 基準 前月の地震発生回数 最大震度予想
 ● A   〜109回/月     6弱以上
 ● B   110〜119回/月    5強以上
 ● C   120〜129回/月    5弱以上  
 ● D   130〜139回/月    5弱
 ● E    140〜349回/月   無し
 ● F   350回/月〜     5弱以上

           

※  前月に発生した地震回数と前前月に発生した地震回数を比較し、減少幅の大きいものについては、適宜補正(1ランクアップ:無し⇒5弱、5弱⇒5弱以上、5弱以上⇒5強以上、5強以上⇒6弱以上、6弱以上⇒6強以上)をしていただきます。

 ●前前月の地震発生回数が129回までの場合で、減少回数が20回以上であったとき
 ●前前月の地震発生回数が130回から139回までの場合で、減少回数が30回以上であったとき
 ●前前月の地震発生回数が140回以上であった場合で、減少率が30パーセント以上であったとき

 

 

 

 

【参照】

投稿「5 全然当たらないのが災害の予兆??」から抜粋します。

 

「実は、全然予想が当たらなくなってからが、地震発生予想の本番なのです。全然予想が当たらなくなってきた状態が、災害の予兆、危険の前触れの可能性があります。その災害とは、規模の大きな地震の発生であり、群発地震であり、火山の噴火であります。」

 

       ⬇

  

67 「令和5年5月の地震予想」(震度)より抜粋

           

○5月3日時点の地震予想

●最大震度5弱以上の地震が発生する可能性有り。

 

【手記】

 5月3日は、震度1以上の地震発生回数が、3回でした。29日    3回。30日 7回。5月1日  18回。2日 4回。3日    3回。4日  速報 2回。5日    6:12現在速報 0回。

 

 最近一週間の一日の地震発生回数は、徐々に少なめに近付いて来ました。5月1日の地震発生回数が18回で、平常の一日としては地震多発日となりました。その後の経過が気に掛かるところでしたが、やはり、減少して来ました。

 

 3月、4月と最大震度5弱以上の地震が発生していません。「4 【循環】による見方(中・長期予想)」から予想しても、今月に震度5弱くらいの地震が発生する頃合いになります。

 

 また、「3 前月の月別地震発生回数(震度1以上)による地震発生予想(中・長期予想)」から予想しても、3月、4月と❌が2か月続きました。2か月続けて、予想はずれです。もう何度も紹介していますが、この予想は連続して長期にはずれ出すと、大きな地震が発生する傾向にあります。➡ ⭕(予想どおり)

 

 

 

 

 

 

4 【循環】による見方(中・長期予想)

 

 

 令和5年2月25日(土)22時27分頃、釧路沖で震度5弱を観測する地震がありました。

 

  これで、令和4年12月から続いていた最大震度5弱以上の地震連続無発生月数が令和5年1月までとなり、連続無発生月数が2か月と確定しました。

 

 

 

東日本大震災後の「循環」の形式(基本形)

①「期間の始まり」

 (連続無発生月数:2か月、3か月、4か月以上)+加算無発生月数

      ⬇ 

  震度5弱以上の地震発生

      ⬇

 ピーク前月(+前前月)の震度5弱以上の地震無発生月)

 ※ピーク前月(+前前月)に、必ず震度5弱以上の地震が発生しないわけではありませんが、発生する月より発生しない継続月数が長くなるほど、規模の大きな地震が発生する傾向があります。)     

      ⬇

     ピーク月

      ⬇

  震度5弱以上の地震発生(無い場合有り)

      ⬇

   「期間の終わり」(数か月〜2年以内)

 

 

 

 

 

  

     【 参  照 】  

   

🔶「◎最大震度5弱以上の地震連続無発生月数による地震発生予想の目安」

🔶57 特集9「東日本大震災後の循環」  

🔶51 特集5「東日本大震災後の地震発生の傾向」

 

          ⬇

 

🔶51 特集5「東日本大震災後の地震発生の傾向」から抜粋

 

 

 

 

第10番目の循環

  震度5弱以上の地震無発生継続月数(2か月)

 

   「期間の始まり」

令和4(2022)年   

           12月 141回    【1か月目】

令和5(2023)年   

     1月     131回 【2か月目】

    ①2月        99回 震度5弱1回 

    ②3月      112回 【1か月目】

    ③4月      147回 【2か月目】

 

      ⬇

    【継続中】 ❓

 

 

 

 

 

 

 

      【 参  照 】

 

◎最大震度5弱以上の地震連続無発生月数による地震発生予想の目安

 

○ 基準  連続無発生月数  将来震度予想

 ● A  連続4か月以上  6弱以上(1年以内)

 ● B  連続3か月    5強以上(半年以内)

 ● C  連続2か月    5弱以上(半年以内)

 

        

     ⬇ 次のとおり、変更しました。

 

 


○ 基準  連続無発生月数  将来震度予想

 ● A  連続4か月以上  6強程度以上(1年以内に地震発生)

 ● B  連続3か月    6弱程度(6か月以内に地震発生)

 ● C  連続2か月    5強程度(1〜2か月以内に地震発生)

 

 

※最大震度5弱以上の地震が発生していない月が連続した場合、その期間内に発生する震度1以上の地震の発生回数が少ないほど、発生する地震の最大震度が大きくなる可能性が高い。

 

   

 

       ⬇

 

 

67 「令和5年5月の地震予想」(震度)より抜粋

           

○5月3日時点の地震予想

●最大震度5弱以上の地震が発生する可能性有り。

 

【手記】

 5月3日は、震度1以上の地震発生回数が、3回でした。29日    3回。30日 7回。5月1日  18回。2日 4回。3日    3回。4日  速報 2回。5日    6:12現在速報 0回。

 

 最近一週間の一日の地震発生回数は、徐々に少なめに近付いて来ました。5月1日の地震発生回数が18回で、平常の一日としては地震多発日となりました。その後の経過が気に掛かるところでしたが、やはり、減少して来ました。

 

 3月、4月と最大震度5弱以上の地震が発生していません。「4 【循環】による見方(中・長期予想)」から予想しても、今月に震度5弱くらいの地震が発生する頃合いになります。➡❌予想はずれ

 

 

5  震央地について

 

 68 「令和5年5月の地震予想」(震央地)より抜粋

         ⬇

 

◎令和5年5月の地震予想(震央地)

  

地震の発生については、気象庁の震度データベースの資料に基きます。

 

  ※最大震度5弱以上の地震が発生する場合、

  震央地をどう予想するか?

 

 

 

地震発生の可能性が高い震央地

  

   ●石川県能登地方 【根拠①⑤】

    ※地震発生回数が毎月多い月が続いています。特に要注意。         

   ●福島県沖      【根拠①②⑤】

    ※この地域も、石川県能登地方についで、地震が多く発生しているので、要注意。

   ●宮城県沖    【根拠①②】

   ●父島近海    【根拠①③】

   ●茨城県沖    【根拠①③】

   ●トカラ列島近海 【根拠①】

     ●沖縄本島近海  【根拠③】

   ●愛知県西部   【根拠③】

   ●千葉県東方沖  【根拠⑤】

   ●和歌山県南部  【根拠⑤】

   ●宗谷地方北部  【根拠④⑤】

   ●能登半島沖   【根拠⑤】➡⭕予想どおり

   ●茨城県北部   【根拠⑤】

  

 

🔶⑤第5番目に注目する点は、最大震度5弱以上の地震が発生した場合、地震発生から24時間以内に発生する地震については、近い将来最大震度5弱以上の地震が発生する可能性が高いと判断される震央地(地震発生から24時間以内に、何回、何十回の地震が発生していますが、そこは、どこの震央地となっていますか。)➡⭕予想どおり

 

 

●一般に、最大震度5弱の場合、その多くは、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数が10回を下回っていますが、稀に、10回以上の回数となることがあります。
●次に、最大震度5強の場合では、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数は、10回以上の回数となることの方が断然に多いのですが、稀に、10回を下回ることがあります。最大震度5強地震が発生した場合に、地震発生から24時間以内に発生する地震の回数がほとんど発生していない場合、状況によっては、直に又は近い将来に、更に大きな地震として、発生することがあります。先に発生したのが、前震ということになるのでしょうか。

●最大震度5弱以上の地震が発生してから、24時間以内に発生する地震のうち、最大震度5強以上の場合では、殆どが本震に対する余震になると思われますが、中には余震ではないものも、結構発生しています。その中で、特にマークするべき震央地としましては、本震発生後、早期の時点で発生したもの、最近の傾向として、地震発生回数の多いもの、過去にも度々見受けられるもの、近年あまり見受けられることがなくなってはいたが、急に出現したもの等といったものです。

●過去の記録から、最大震度5又は5弱以上の地震が発生していないところの震央地については、当初から、対象からはずしている場合があります。

 

 では、直近の事例から説明していきます。

 

 

 

 

 

 

○令和5年2月25日 釧路沖 最大震度5弱

 

 24時間以内に発生した地震4回のうち次の4回(当該本震震央地と異なる震央地)

 ●宗谷地方北部

 ●能登半島沖 ➡R5.5.5 最大震度6強の地震発生 ⭕予想どおり

 ●石川県能登地方 

 ●福島県

 

【説明】

◎最大震度5弱地震が発生していますが、24時間以内の地震発生回数が10回を下回り、4回となっていて、最大震度5弱の地震としては、特異な状況とはなっていません。

 ただし、特に注意をしていただきたい点は、本震発生後24時間以内に発生した当該本震震央地と異なる震央地4回の場所です。

 

 この中から、「石川県能登地方、福島県沖」というのは、次に記載のとおり、本投稿で

揚げている「地震発生の可能性が高い震央地」で、最も注意をしていただく必要があるところです。 

 

 この震央地に地震が発生した場合に、強く影響を受ける地域の方々は、今後も引き続き、ご注意をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

○令和4年11月9日 茨城県南部 最大震度5強

 24時間以内に発生した地震5回のうち次の3回(当該本震震央地と異なる震央地)

 ●和歌山県南部

 ●千葉県東方沖

 ●石川県能登地方 

 

   ⬆ ⬆ ⬆ ⬆ ⬆ ⬆ ⬆ ⬆

 

○令和4年8月11日 上川地方北部 最大震度5弱・5強

 24時間以内に発生した地震15回のうち次の2 回(本震震央地と異なる震央地)

 ●長野県南部

 ●茨城県南部 ⇒【R4.11.9 最大震度5強地震発生】

     

  

【説明】

◎震度5強地震が発生しているが、24時間以内の地震発生回数が10回を下回り、5回となっています。このうち、3回が本震震央地の「茨城県南部」と異なる震央地であります。震度5強地震が発生した割には、24時間以内の地震発生回数が非常に少ない。この場合、震度5弱以上の地震が発生する可能性が大きい。

 次に、地震発生順位を考慮します。「和歌山県南部」の地震が1番目に発生しており、地震発生の可能性は後続に発生した地震より高い傾向にあります。特に、本震の「茨城県南部」の地震が発生した直後に発生した異なる震央地については、地震発生の可能性が高い。

 さらに、最近の地震発生状況を調べます。調査時点で、次に発生を予想している地震の震度が「5弱」であれば過去1年程度、「5弱以上」であれば過去1年以上、「5強以上」であれば過去2年以上、「6弱以上」であれば過去3年以上、「6強以上」であれば過去5年以上について、地震発生状況を調査します。例えば、3番目の「石川県能登地方」であれば、直近で令和4年6月19日に最大震度6弱地震が発生しております。また、令和3年9月16日に最大震度5弱が発生しております。「石川県能登地方」では、近年たびたび震度5弱以上の地震が発生しています。この地域の一連の余震が続いているのかどうか。別の新たな本震なのか。とかいうふうに掘り下げて調査を進めていきますが、専門分野に入っていくような領域は、専門家の先生におまかせし、手前で留めて置くようにしています。

 調査対象については、過去に震度5以上か5弱以上の地震が発生していない震央地については、便宜上、予想対象から外している場合が多いのですが、ケース・バイ・ケースの対応とさせていただきます。